大竹幾久子
羅府新報 新年懸賞文芸 随筆 [広島原爆孤児」 大竹幾久子
世界大戦中の1944年7月、戦争も末期になってから、政府は国民学校初等科3年以上6年までの児童を郊外に疎開させる「集団疎開」を決めた。爆撃されて一家全滅にならぬよう、せめて児童だけでも生き残るようにと…
大竹幾久子の短歌(朝日歌壇の入選作)原爆について
朝日新聞 朝日歌壇 入選歌 (原爆関係)1
爆死せし屍の上に建つヒロシマ 屍の土で基地つくる沖縄 2024.10.6
蝉しぐれ僧は告げけり疎開子に原爆孤児になりたることを 2024.9.8
また四人逝きて決断 …
大竹幾久子の俳句 朝日新聞朝日俳壇 入選歌
在米のヒバクシャ我に原爆忌 2022.9.4 小林貴子 選 第7句
原爆と知らぬまま父灼かれけり 2016.8.1 長谷川櫂 選 第2句
選者評:二つの原爆の犠牲者のほとんどがそうだ…
大竹幾久子の短歌(原爆関係)2022-2024
朝日新聞 朝日歌壇 入選歌 (原爆関係)1
爆死せし屍の上に建つヒロシマ 屍の土で基地つくる沖縄 2024.10.6
蝉しぐれ僧は告げけり疎開子に原爆孤児になりたることを 2024.9…
大竹幾久子の短歌(原爆関係)2011-2021
(朝日歌壇 原爆の歌 入選歌2)
原爆死の父は机上で笑みており娘(こ)が米人になりしを知らずに
2021年10月10日
あす死ぬと知りし特攻あす死ぬと知らざりし父原爆前夜
2021年8月22日 2022年朝日…
2023: 大竹幾久子さんの朝日歌壇に入選した原爆関係の短歌
あれだけの地獄を語るヒバクシャの声おだやかであるが尊し
永田和宏選 第五首 2023年1月22日
資料館見て献花してなお核を減らそうだけのG7宣言
高野公彦選 第五首 2023年7月16日…
2022/2/6: ロサンゼルスの大竹幾久子さんの歌が2022年2月6日の朝日歌壇に入選しました。「被爆の惨知る国なれど核の傘必要といいて署名せぬ国」
ロサンゼルスの大竹幾久子さんの歌が、「朝日歌壇」に入選し、2月6日(日曜日)付けの朝日新聞で発表されました。
大竹幾久子
被爆の惨知る国なれど核の傘必要といいて署名せぬ国 (選者は高野公彦氏でした)…
2022/1/16: 第38回(2022年)朝日歌壇賞にロサンゼルスの大竹幾久子さんが選ばれる
ロサンゼルスの大竹幾久子さんは、このたび、朝日新聞の「第38回(2022年)朝日歌壇賞」を受賞しました。
受賞作は2022年1月16日(日)の朝日新聞紙上で発表されました。
朝日新聞には「朝日歌壇」とよば…
2022: ロサンゼルス(アナハイム)の大竹幾久子さんの「原爆死」が羅府新報2022年新年懸賞文芸 (詩)の第二席に選ばれました。
「原爆死」
.....................大竹幾久子
父は
赤紙一枚で召集されて
ほとんど爆心地の
部隊に駐屯していた
あの朝は
もうすでに とても暑かったので
兵隊は皆 上半身裸で
錬平場に出て演習をして…
2013: 第29回(2013年)朝日歌壇賞にロサンゼルスの大竹幾久子さんが選ばれる 「あれしきの被曝で何を騒ぐかと言ってはならぬ我は被爆者」
2013年 第29回朝日歌壇賞入賞歌 大竹幾久子さん永田 和宏 選
「あれしきの被曝で何を騒ぐかと言ってはならぬ我は被爆者」(2012年7月30日入選歌)
選者 評大竹さん、重い歌だ。原発事故の被曝量をき…
大竹幾久子の詩「原爆」 2016年羅府新報新年懸賞(詩)佳作
大竹幾久子
原爆
原爆は 赤
劫火と血の色
原爆は黒
夜のように暗くなって
「黒い雨」が降った
原爆は 白になれ
平和の鳩の白に…