Otake Kikuko

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大竹幾久子の俳句 朝日新聞朝日俳壇 入選歌

在米のヒバクシャ我に原爆忌       2022.9.4   小林貴子 選 第7句
原爆と知らぬまま父灼かれけり    2016.8.1   長谷川櫂 選 第2句
選者評:二つの原爆の犠牲者のほとんどがそうだ…

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大竹幾久子の短歌(原爆関係)2022-2024

朝日新聞  朝日歌壇 入選歌 (原爆関係)1
 
爆死せし屍の上に建つヒロシマ 屍の土で基地つくる沖縄     2024.10.6
蝉しぐれ僧は告げけり疎開子に原爆孤児になりたることを   2024.9…

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大竹幾久子の短歌(原爆関係)2011-2021

(朝日歌壇 原爆の歌 入選歌2)
原爆死の父は机上で笑みており娘(こ)が米人になりしを知らずに
2021年10月10日
あす死ぬと知りし特攻あす死ぬと知らざりし父原爆前夜
2021年8月22日  2022年朝日…

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2024: 朝日新聞インタビュー:大竹幾久子さん:「核保有が抑止力なんかになるもんか」米国で証言活動を続ける被爆女性(2024年6月17日)

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2023: 大竹幾久子さんの朝日歌壇に入選した原爆関係の短歌

あれだけの地獄を語るヒバクシャの声おだやかであるが尊し
永田和宏選 第五首 2023年1月22日
 
資料館見て献花してなお核を減らそうだけのG7宣言
高野公彦選 第五首 2023年7月16日…

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2022/2/6: ロサンゼルスの大竹幾久子さんの歌が2022年2月6日の朝日歌壇に入選しました。「被爆の惨知る国なれど核の傘必要といいて署名せぬ国」

ロサンゼルスの大竹幾久子さんの歌が、「朝日歌壇」に入選し、2月6日(日曜日)付けの朝日新聞で発表されました。



大竹幾久子



被爆の惨知る国なれど核の傘必要といいて署名せぬ国 (選者は高野公彦氏でした)…

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2022/1/16: 第38回(2022年)朝日歌壇賞にロサンゼルスの大竹幾久子さんが選ばれる

ロサンゼルスの大竹幾久子さんは、このたび、朝日新聞の「第38回(2022年)朝日歌壇賞」を受賞しました。



受賞作は2022年1月16日(日)の朝日新聞紙上で発表されました。



朝日新聞には「朝日歌壇」とよば…

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2022: ロサンゼルス(アナハイム)の大竹幾久子さんの「原爆死」が羅府新報2022年新年懸賞文芸 (詩)の第二席に選ばれました。

「原爆死」



.....................大竹幾久子



父は



赤紙一枚で召集されて



ほとんど爆心地の



部隊に駐屯していた



あの朝は



もうすでに とても暑かったので



兵隊は皆 上半身裸で



錬平場に出て演習をして…

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2013: 第29回(2013年)朝日歌壇賞にロサンゼルスの大竹幾久子さんが選ばれる 「あれしきの被曝で何を騒ぐかと言ってはならぬ我は被爆者」

2013年 第29回朝日歌壇賞入賞歌 大竹幾久子さん永田 和宏 選



「あれしきの被曝で何を騒ぐかと言ってはならぬ我は被爆者」(2012年7月30日入選歌)



選者 評大竹さん、重い歌だ。原発事故の被曝量をき…

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大竹幾久子の詩「原爆」 2016年羅府新報新年懸賞(詩)佳作

大竹幾久子
原爆
原爆は 赤
 劫火と血の色
 
原爆は黒
 夜のように暗くなって
 「黒い雨」が降った
 
原爆は 白になれ
 平和の鳩の白に…

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大竹幾久子の詩「被爆者が着ていた服の写真展」 2016年羅府新報新年懸賞文芸(詩)佳作

大竹幾久子
被爆者が着ていた服の写真展
原爆の被爆者が着ていた服の写真展を
もしも 私がやるなら
真っ白いパネルを 一枚
その横に
真っ黒いパネルを 一枚
掲げる
真っ白いパネルは
4000度もの閃光をあびて
蒸発してし…

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大竹幾久子の詩「戦死」 2018年羅府新報新年懸賞文芸 (詩) 第二席

大竹 幾久子

戦 死
伯父は
フィリピンで
戦死した
撃たれて歩けなくなった戦友を
背負って
退却している時に
地雷を踏んで爆死した
負われていた人は
生き延びて
戦後すぐに
未亡人となった伯母に
形見の鉄兜を届けに来て
伯父の…

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